ヘアカラーは好きなファッションを身につけるのと同じ感覚でされるほどメジャーな美容技術になりました。
その分ヘアカラーに対しての疑問やお悩みも多岐にわたっており、カラーのメーカーも色味の種類もとてもたくさん用意され「あんな色やってみたいな」「この色好きだけど私に似合うかな?」「白髪が気になり出したけど暗く染めるのは嫌だな」などなどお客様の疑問や悩みに応えるべく多くの選択肢が用意されています。
たくさんの選択肢がある中でどうやってカラーを選んでいくか悩んだ際に指針となるのがパーソナルカラーになります。

パーソナルカラーとは?パーソナルカラーを知るメリット
ファッションやメイクなどで聞く機会が増えたパーソナルカラーですが、パーソナルカラーとは何か一度確認しておきましょう。
パーソナルカラーとは、持って生まれた肌の色や瞳の色、髪色などに調和するカラーグループのことを指します。
肌や瞳の色は日本人ならみんなそんなに変わりなく思うかもしれませんが他の人と似ているように見えてパーツの色の濃淡やツヤ感、瞳の白目と黒目のコントラストの強弱など細部ではたくさんの違いがあります。
それらの組み合わせで大きく分けてイエローベースとブルーベースに分かれさらに細分化されイエローベース春、イエローベース秋。ブルーベース夏、ブルーベース冬と四季になぞらえて4つのベースに分かれます。
人それぞれの異なる色素に対して、発色良く肌に映えたり、輪郭をしっかり際立たせたりとプラスの印象をもたらしてくれる色。ビジュアル的にも美的効果を感じさせる色=いわゆる「似合う色」です。
これらを知っていれば自分に似合う服や髪色・アクセサリーをコーディネートできるようになりますし、肌の色が明るくなり目の下のクマやシワなどが目立たなく見せれますし若く健康的に見えたり誠実さを感じさせたり第一印象をよく見せたりさせるなどの効果も期待できます。

パーソナルカラーを確認する方法
パーソナルカラーを診断する方法を5つご紹介します。
1 手首の内側にある血管の色

手首の血管の色ではイエローベースなのかブルーベースなのかを判断するのに役立ちます。(できれば太陽光で確認すると◎)
- 青、赤紫 ブルーベース
- 緑、エメラルドグリーン イエローベース
2 目の色


3 唇の色


4 肌の色


5 髪の色


このような感じに診断することができます。上記の内容に照らし合わせると血管はブルーベースだけど髪はイエローベースに見えるなど全部が同じようには揃ってはいないので全てを診断した結果でより多く当てはまる部分で判断すると良いでしょう。
ヘアスタイルを作る上で私達はお顔に似合うか、また生活スタイルに馴染むか等さまざまな角度から考えてアドバイスしていきますが、まずはお客様がどのようにしたいかが最優先になります。似合う似合わない関係なくこの色が素敵だからやってみたい!と思ったらまずはそちらを優先してやってみることをお勧めします。そのうえでまた変えたい、自分に似合う色を探したいと思った時にパーソナルカラーの診断がみなさまの役に少しでも立つようであれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。最後まで見ていただきありがとうございました。
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