「髪のダメージを最小限に抑える方法と美容室でのケア提案」

自己表現の一つやヘアスタイルの維持や身だしなみとしてヘアカラーやパーマ、ストレートなどが当たり前になっています。

そんななか薬剤をつかったり、日々の生活の中で髪のダメージ気になりますよね。

そこで「髪のダメージを最小限に抑える方法と美容室でのケア提案」を記事にしていきます。

ホームケアとサロントリートメントをしましょう

結論としましては余計なダメージを受けないためには『ホームケアをしましょう』ということと美容室では『必要なトリートメント』をお願いしましょう。ということになります。

これだけだと「誰だって聞いたことあるよ」という内容です。再確認の部分も出てくるかと思いますが、その重要性やあなたの髪にはどんなケアが必要なのかという細かな内容にも触れていきたいと思います。

髪のダメージきになりませんか

日々生活する上で「髪がパサついてみえる」「すごく引っかかる」「なかなか乾かない」「仕事で身だしなみに差し支える」「痛むようなことしてないのにパサついて見える」などなど髪のダメージが気になりますよね。

とはいえ、何もしないと真っ黒だし・・・。白髪が目立つのがどうしても気になる。髪のクセが強いから矯正は必須。色々な悩みを抱えて薬剤を使用した施術を避けれない状況の方も多くいらっしゃると思います。

そんななかまずは私生活で受ける髪のダメージの原因は何があるの?美容室の薬剤ではどんなダメージを受けるの?そんな疑問に答えていきたいと思います。

髪がダメージを受ける理由

髪がダメージを受けるパターンは大きく分けて2つあります。1つは日常生活でのダメージもう1つは美容室での薬剤によるダメージです。

まずは日常生活で受けるダメージを細かくみていきましょう

・日光から受ける紫外線 

・髪が濡れた状態 

・ドライヤー、アイロンなどの熱処理 

・ブラッシング 

・シャンプー(薬剤)

全員に共通するような項目だけでもダメージを受ける要因はけっこうあります。

もう一つの美容室で受けるダメージは

・薬剤によるダメージ 

・熱処理によるダメージ

この2つになります。パッとみた美容室でのダメージは皆さんも周知の内容ではないでしょうか。

ダメージに対するケアの方法

まず共通の認識として先に押さえておきたいのが髪は再生しない肌のようにほっておいても回復しないということです。

では1つ1つのダメージを受ける理由の詳細と対処方法を解説していきます。

<日常生活で受けるダメージ>

・日光から受ける紫外線

紫外線に関しては肌を連想していただくとダメージをどんなふうに受けるのか想像がつきやすいと思います。

子供の頃、真夏になんの対策もしないで海やプールにいった時に日焼けして肩や背中の皮が剥がれてきたような経験はないでしょうか?これと同じことが髪に起こっていると考えて頂ければわかりやすいかと思います。

これに関しては一番カバーしてくれるのは日傘になるでしょう、傘を持つのはちょっとなぁという方には髪用UVケア商品も最近では多くありますので使用してみるのはいかがでしょうか。

・髪が濡れた状態 ・ドライヤー、アイロンの熱処理 ・ブラッシング

これが私生活の中での1番のダメージ要因であることは間違い無いでしょう。(ホームカラーなどの薬剤は除きます)同時に3つ挙げたのですが全てが密接した関係にありますので一緒に解説していこうと思います。

髪が濡れた状態に関しては主にお風呂上がりになるとは思いますが、お風呂上がりみなさんは髪を乾かしますか?

お客様と話ていると「ドライヤーすると髪の毛が痛むからしないようにきをつけてます」なんてことを聞く時があります。

実はこれ合ってるんですがダメージの大小でいうと間違っています。

ドライヤーでのダメージは確かにあります。「それじゃ間違ってないじゃん」なんて声が聞こえてきそうですが、もう一歩踏み込むと髪が濡れている状態とどちらの方がダメージがでるのかという話になってきます。

答えは濡れている状態の方がダメージを受けやすい状態なんです。

「私は濡れている時には髪がダメージを受けないように気をつけているから大丈夫」なんて思う方もいるかもしれませんが気をつけようがないくらい無防備な状態なんです。

例えば濡れた髪をタオルターバンをして保護してるつもりでも、歩くだけでもスマホを見るために下を向くだけでも髪は動いて擦れているんです、脅すつもりはないんですが大袈裟にいうと息をするだけでもダメージを受ける可能性があります笑。そんなことくらいでダメージなんか受けるの?と言いたい気持ちもわかるのですが濡れている状態はそれくらい敏感な状態だということです。

上記イメージ画像ですが左が乾いた髪、右が水を含んで髪が膨れてキューティクルを押し広げた状態です。

水に濡れている髪の毛は全てこの状態になります、ということは隣の髪もそのまた隣の髪も・・・そんな感じでキューティクルが開いてるので少し動いただけで開いたキューティクル同士がひっかかったりして魚の鱗のように剥がれいくのです。

これを踏まえて考えると、ドライヤーの熱と自然乾燥のダメージどちらが大きいのかと考えると圧倒的に自然乾燥です。ちょっとだけドライヤーの方がダメージ少ないですよなんて微々たる差ではなくその差は歴然です。

美容室で髪が痛むからちゃんと乾かした方がいいですよ〜なんていわれたことないでしょうか?それは色々細かい説明を省いて「乾かしてください」とシンプルな説明になっているだけでこういった事情があるのです。

ではもう1つのアイロンの熱のダメージはどうでしょうか?こちらに関しても残念ながらダメージはあります。

温度調節機能付きの物をご使用の方ならご存知かと思いますが低い温度設定でも100度くらい簡単に超えてきます。

クセをアイロンで伸ばしてる方ならわかると思いますが100度や120度くらいではクセほとんど伸びないですよね。

なので使用する時は140度160度と温度を上げて使用してしまいます。しかし100度でも水が沸騰する温度、ダメージがないわけがありません。

こちらのダメージに対してはどう対処したらいいのか?アイロンしなければいいんじゃないかと思われる方もいらっしゃいますが

顔まわりのクセが強い方はすごく気になりますし、捻れるようなクセの方はカラーやパーマをしていなくてもすごくパサついて見えて逆にハイダメージ毛にみえたりしちゃうんです。アイロンなしでは身だしなみに関わるレベルの方もいらっしゃいます。

アイロンでのダメージをへらす対処法ですがひとつは縮毛矯正です。毎日自分でアイロン処理をするよりも薬剤を使ってクセを伸ばしてしまえばその時の薬剤ダメージはあるものの毎日のアイロン処理によるダメージはかなり軽減されます。

これもどっちの方がダメージ大きいのかという話になりますがひと月の間毎日アイロンやることに比べれば縮毛矯正の方がダメージレスと言えます。実は薬剤のダメージと言うのは1回目に関してのダメージはちゃんとケアしてあげればほどほどで済むことが多いです。2回目以降が受けるダメージが増えやすくなるんです。

イメージでいうと矯正1回目のダメージレベルを1とすると単純に考えると2回目をすると2のダメージになるはずなんですがそこが2ではなく2.5や3になるといったイメージです。

ここで2回目の定義をきちんとしておいた方が良いと思います。単純に薬剤が髪についた場所を1回と数えますので新しく伸びてきた部分の髪はもちろん1回目の薬剤ダメージになります。縮毛矯正は良くも悪くも一度クセがしっかり伸びた部分はもう戻ることはありません、カラーのように色が抜けたので同じ場所にもう1度カラー剤を塗布するみたいなことは基本的に必要ありません。新しく生えてきた部分に矯正をしていくことでストレートな状態が維持されていきますので長い目で見ると意外とダメージは出にくい施術だと私は思っています。

それでもアイロンが必要な場合はしっかり水分をドライヤーで飛ばしておくこととその時にアウトバス系のトリートメントで熱から髪を守ることです。

髪が濡れていてそこに100度超えのアイロンをあてることを想像したらお分かりかと思いますが毛髪内部で水が沸騰します。ダメージが出ることは誰にでも想像しやすいと思います。まずはしっかり乾かしましょう。

髪を乾かす時にタオルドライで水分が残っている状態で髪の中間部分から毛先に対してトリートメントつけてドライしていきましょう、アウトバス系トリートメントはかなり種類がたくさんあります。

・手触りや香りにこだわったアイテム

こちらに関しては最もポピュラーで多くの方が使用したことのあるものだと思います。コーティングする能力が高いものが多くブラシや手櫛などの摩擦から髪を守ってくれます。五感にうったえたアイテムは使用感が非常に良いですよね。

・天然成分主体のオーガニックなアイテム

このアイテムはここ数年非常に人気のあるアイテムです。強い香りや驚くほどの手触り感の向上はないものの成分のほとんどが自然界にあるもので肌や髪に刺激のない香りも手触りもなナチュラルなアイテムが多くあります。ただオイル系のものに関しては少し注意が必要で髪に余分についてしまいますとオイル自体は非常に熱伝導率が高いのでアイロンの熱が髪に伝わりやすくなってしまいますのアイロン前のドライをしっかりする、つけすぎたオイルはタオルで拭き取るなど注意が必要です。こちらのアイテムも多くの場合は摩擦から髪を守ってくれます。

・熱を利用して髪に必要な栄養分を補うアイテム

ドライヤーやアイロンによるデメリットをメリットに変えてしまおうというアイテムです。

アウトバストリートメントのなかには熱を加えることによって髪に栄養を定着させたり、毛髪内部の水分を調節してくれるものがあります。個人的にはこれが一番おすすめになります。

熱によるダメージが避けられないいじょう、これ以上のケア方法は今のところないと言えるのはないでしょうか。

全てのものに熱からの保護という役割はありますが、修復の機能まであるのはありがたい限りですね。

ブラッシングのダメージはここまで読んでいただいた方にはお分かりかもしれませんが、濡れている状態ではあまりしない方が良いこれにつきますね。ブラッシング方法ではダメージの出やすいやり方をしてるお話は聞きませんがもし注意するならブラッシングする方向にだけは気をつけてください。絡まりやすい方は毛先から順に中間へと進めていき。ブラシをかける方向は中間から毛先に向かってやっていきましょう。やれと言われてもやりにくいのでいないとは思いませんが毛先から根元方向にブラシをかけることはないようにだけ気をつけてください。キューティクルに沿ってとかせば良いということですね。 それと付け加えるならしっかりとタオルドライをすませてアウトバストリートメントをつけておけばよりダメージレスな状態でドライまで持っていくことができます。

・シャンプーによるダメージ

シャンプーもダメージの要因になります、ダメージ要因は大きくわけて2つあります。ひとつはもうお分かりかと思いますが髪が濡れている状態でのダメージです。もうひとつはシャンプーそのものによるダメージになります。

髪を洗う場合どうしても濡れた状態になりますのでここでのダメージも避けて通ることはできません。ではどうやったらダメージを減らせるのかですが髪を洗ってはダメということです。

多くの方が誤解されているのですが実は髪ってシャンプー剤で洗う必要ってないんです。それどころか現代日本人は洗いすぎな傾向にあるとすら言えます。

髪についた汚れの大半はぬるま湯で流すだけで落ちてしまいます。毎日洗ってる方でしたら尚更ですし、よほどでなければスタイリング剤もお湯だけでもかなり落ちちゃいます。

「でも洗わないと気持ち悪いよ」「においも気になるよ」おっしゃりたいことよくわかります。

洗わないと気持ち悪いのは髪なのか、においの元の部分は・・?

そうです、不快感や汚れが出やすいのは髪ではなく頭皮なんです。とはいえ頭皮だけの話にしても毎日のシャンプーは洗いすぎの傾向にあるんです

シャンプーという名前で定着していますが頭を洗うものだけ別の呼び方をしているだけで大きな括りは洗剤です。特に市販シャンプーの洗浄成分の強いものが多いのです。

あまり細かいところを見ることはないかもしれませんが、後ろの成分表に洗浄成分の界面活性剤が記載されています。食器用洗剤やお風呂用洗剤にも同じものが入ってる物もあります。もちろん濃度が同じわけではありませんが洗う頻度は確実に頭のほうが多いはずです。食器用洗剤で手荒れしたりお風呂の掃除はゴム手袋使う方も多いはず、髪がダメージを受ける理由も納得ですね。

とは言え毎日洗うのが習慣化してる昨今の日本。習慣を崩さずにどうすればダメージレスなシャンプーができるのか、解説していきます。

まずは洗い方です。ぬるま湯で汚れをしっかりと流すことです。”しっかり”といっても人それぞれ度合いが違うのでどれくらいが良いのかわかりやすく。一般家庭で1分間にシャワーから出てくるお湯の量が7Lほどが平均値として3分くらい髪ではなく頭皮にお湯が溜まるように流しましょう。やってみてもらうとわかると思うのですが意外と3分って長いんだなと感じると思います。多くの方が1分以内で流し終えていることに気づくはずです。

基本的な汚れや皮脂はこれだけで流れて取れるので実はここで終えても問題はありません。そしてしっかり予洗いしていることで少ないシャンプー剤で泡も立ちますのでたくさんつけることもへります。

上記でも述べていたように濡れている髪は非常にデリケートですので洗う部分、詳しくいうと指で触る部分は頭皮を擦って洗います。髪は頭皮を洗う際に付着する泡だけでも全く問題ありません。

そしてシャンプー剤そのものはどういったものを選べば良いのかということです。先ほども申しました通り、シャンプーとは基本的に洗剤です。洗い上がりのスッキリ感の為に脂分を落とす力が備わっていてそこにダメージになる洗浄力が関わっています、そして強い洗浄力で受けたダメージをごまかすためにたっぷりのコーティング剤がはいっています。シャンプー剤を選ぶ時はそこに着目した上で仕上がりが自分の好みに合うものを選ぶと良いでしょう。

シャンプーでのダメージの大部分に関わる界面活性剤(洗浄成分)ですがこちらは安価なものはやはり洗浄力が強いものが多いです。昔の入浴の頻度が少なかった時代に使われていたような界面活性剤が今もそのままの流れで使用されているので現代の多くの人には洗浄力が強すぎるのです。

界面活性剤にも強さや毒性など踏まえて様々なものがあるのですが、それについては膨大な量のお話しになるので今回は割愛させていただきます。

特にカラーやパーマ、ストレートをされている方は洗浄力の優しいサロン専売品をおすすめします。市販のものよりかは高価ですが毎日使うものですし上記の洗い方をすれば一回で使うシャンプー剤の量はかなり抑えられますので1日あたりの金額にしたらコンビニで水を1本買うよりかは遥かに安くつきます。成分とか調べるの無理だよって方は担当の美容師さんに聞いてみてください。あなたに合ったシャンプーを探す相談に必ずのってくれるはずです。

美容室で受けるダメージ

・薬剤によるダメージ

髪の毛が痛むと言われたらほぼ間違いなく皆さんの頭に浮かぶのはこれでしょう。

カラー、パーマ、ストレート。薬剤を使用するありとあらゆる物にはダメージがついて回ります。

昔どこかの美容室で見かけた謳い文句でやればやるほど髪が蘇るパーマ!(カラーやストレートも見た気がする)のような打ち出しの薬剤。本当によくありません。美容室で薬剤が使われ始めてから多くの企業努力でダメージの改善や、修復アイテムが出てきたのは周知の事実ですがカラーやパーマをして髪が良くなる、蘇るなんてことはありませんし何十年もその根本は変わっていないのです。『綺麗になる』ならギリギリ許されるかもしれませんがそれはあくまでスタイルとして綺麗になるということであって髪が内部から蘇り美しくなるということではないのです。日本語の言い回しのずるい部分ですね。

それとみなさんがあまり知らない薬剤のダメージなのですが実はカラーやパーマ直後に全てのダメージが表面化しているわけではありません。これには残留物質が関与してくるのですが施術後どんなにしっかり流しても毛髪に残留する物質があります。他にはPH値も関係してきます。ざっくりいうと健康な髪はPH4.5〜5.5の弱酸性なのです。これがカラー(PH9〜11)やパーマ(PH8〜9)の後だとかなりアルカリ性に寄ってしまいます。水ですら中性のPH7で髪にとっては不自然な状態なのです。そしてこのPHも残留し自然に戻るには2〜4日かけてゆっくり弱酸性に戻っていきます。そのゆっくりの間アルカリ性が続いている時はダメージが進行していると考えてください。

では薬剤を使った場合のダメージを極力減らすには・・・みなさんご存知トリートメントです。

「そんなのみんな知ってるよ」「だよね〜」と突っ込まれそうですが少し詳しく解説します。

まずトリートメントとはなんなのかを先に定義しておきましょう。トリートメントと聞いてお客様が思い浮かべるのは「髪が良くなるアイテム」だと思います。ですのでここでは「髪が良くなるアイテム全般をトリートメント」と呼びます。

では美容室には大きくわけて2種類のトリートメントあります。1つはみなさんが1度はやったことがあるであろうカラー後パーマ後にする手触りや香りを重視した五感にうったえるタイプのトリートメントです。

2つめは髪の内部補修や施術後にダメージの原因を残さないためのトリートメントでこちらは手触りが劇的に改善したり香りや色が良いものはあまりありません、美容師さんの間では処理剤なんて呼ばれたりしています。

1つめのトリートメントはその時の即効性は高く非常にやった感のあるものでお客様にもご理解いただきやすいトリートメントなんです。が、噂やネットもしくは美容師さんから「効果がないしコーティングしてるだけだよ」みたいな話を聞いたことはないでしょうか。

こういったネガティブな内容ってどんなことに対してもついて回るものなのですがトリートメントに関しては何と比較するかでその答えは変わってきます。まず最初にお答えしなければならないのはカラー後パーマ後に何もしない場合とトリートメントした場合のダメージの差は確実に変わりますし効果はございます。

ですがこれの比較対象として上記の2つめのトリートメントで処理剤と呼んでいたものと比べると毛髪の補修や補強、ダメージを抑える事に関しては処理剤のほうが効果が高いのです。

これはどういったことかと申しますと単純に専門性だと言えます。1つめの一般的なトリートメントはお客様にトリートメントをやった実感を持ってもらう為に手触りを改善するための成分や、リラックス効果の高い香り成分をたくさん使っています。対して処理剤はそういったやった感よりも髪の補強や補修、施術後のダメージ物質を取り除くなどに特化したアイテムなのです。

どっちが上だということはありませんのでお客様にあったものを美容師さんが提案してくれればと思いますし、お客様もやってみた上でどちらがいいかを判断していただければと思います。

個人的には処理剤推しなのですが、お客様がやった感を感じてもらえないのがたまにキズなんですよね笑

今日は贅沢しちゃおうなんて時は両方やるのが一番です。

・熱処理によるダメージ

美容室でも熱処理によるダメージは発生します。日常生活でのダメージでも述べましたがドライヤーやアイロンによるダメージです。一般的な熱処理にかんしては美容室ではアウトバストリートメントをつけてドライヤーやアイロンをすることがほとんどですし、乾かしかたに関してもプロですのでダメージレスではあると思います。しかし熱処理の中でどうしてもダメージをうけやすい施術があります、それが縮毛矯正とデジタルパーマです。この2つは原理は同じで薬剤で結合を切った髪をドライしてアイロンでクセをのばす、もしくはカールをつけます。しかしこの時のアイロンの温度がご自宅でのアイロン操作とは違い180前後の熱処理をすることが多くあります。

この温度に関してはどうしても必要な場合が多いので無くすことはできませんが1剤の薬をきちんと効かすことでアイロン操作の時間は短くなりますので美容師さんの腕の見せ所になります。

くらの美容室では後でやるタイプのトリーメントを3種類、処理剤は6種類、ご自宅用のアウトバストリートメントもご用意してお客様のヘアケアのサポート体制は万全ですので気になることがあればぜひお尋ねください。

今回はかなり長い記事になってしまいましたが、ひとつでもなるほどなと思っていただけたら幸いです。


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