美容室オープンに向けて 開店までに必要なそこそこ大きな準備

美容室に携わるあれこれを皆さんに発信していこうとおもいますのでよろしくお願いします。

 

これからの工事や開店に向けて先にやっておかなければならない大きめ準備を記していきます。

  

 

 

内装工事を進めるために

 

やらなければならないことは沢山あるのですが、まずは内装工事に取り掛かれるように最低限やらなければならないことがあります。

電力会社と水道会社との契約です。もしかしたら場所や工事のやり方でガスの契約が必要ということもあるかもしれません。

 

工事をするにあたって電動の器具も使いますし、水を使っての作業も出てくるようで先に契約を済ませる必要があります。またこれとセットでご近所さんへ工事で音が出るので先にご挨拶も済ませておきましょう。

  

 

  

 

 

 

電話・ネット回線

 

電話やネット回線も先に進めておいた方が良いです。工事もまだ始まってないのに電話回線繋いだって使わないじゃないって思っちゃいますよね。

 

結論から言いますとさっさと契約を進めるべきでした。

 

私はこれで大失敗したのですが

その時の考え方としてはギリギリで契約した方がひと月分費用が浮くくらいに思っていたので先に開通までどれくらい時間がかかるか問い合わせて逆算して契約の連絡をしたら良いと思ったんですね。

 

色んなアクシデントが重なったこともありますがそれを差し引いても先に契約しないといけません。

電話番号は電話するためのものとしてしか意味はないのですが創業やオープンに関してではそれ以外でも必要となってきます。

例えば名刺を作るならそこにも電話番号やメールアドレスを載せますし、看板にも番号載せる場合もありますよね。広告などにも載せるでしょうし、他には何か契約する際にも番号を記入する必要があります。契約に記入する分に関しては自分のスマホの番号でいいかと思っていましたが、後々どの契約書にスマホの番号で書いてどれにお店の番号で書いたかバラバラになってしまいます。それを後で全部一つに統一しようとか思うと非常に面倒になってきます。 

 

アクシデントに関しましてはかなり特殊な状況もあったのであまり参考にはならないかもしれませんが一つのトラブル例として書きますのであくまで一例として聞き流してください。

私の場合は最初回線契約する際に代理店に電話をしてどれくらいの日程で番号がもらえて回線が繋がるか確認したのですが、実際は聞いてた日数とはかけ離れた時間を要しました。

早ければ2、3日。時間がかかる場合でも2〜4週間程度とのことでしたが、蓋を開けてみると6週間かかりました。

 

それに代理店ではなく電話、ネット回線の会社と直接やりとりして日数を再確認したら1ヶ月〜2ヶ月はかかると言われたんですよね。全く聞いてた話とは違うのですがやはり間に人を挟むとこのようなアクシデントに見舞われる可能性が出てきます。

それに加えて私が契約した物件がどうやらかなり特殊だったようで住所が確認できなかったらしく、現地確認の作業が必要だったのです。

これは電話会社の調べ方ではなく本当に住所が特殊だったようで、水道や電気の契約の時も同じ作業が必要でした。水道や電気の開通の時はそんなもんなんだと思っていましたが、現地での確認が絶対必要というわけでは無かったようで電話会社とのやりとりでやっと気付いたんですよね。

 

そんなこんなを踏まえてかなりの時間を要し、結局看板はオープンに間に合わないということになりました(泣)。

看板の作成に至っては番号が決まってからデザインの担当にお願いしてして、出来上がったデータを作成会社に送って製作。

そして取り付ける際に3階だったためハシゴでは届かず高所作業車が必要に。

作業車を使う場合には警察に道路使用許可の申請をせねばならず思っていたよりはるかに時間がかかってしまう結果に。

あれやこれやと次から次へと予想もしてない内容が追加されました、この全てが当てはまる方はそうそういないと思いますがこの様にどれか一つが当てはまるだけでもかなり時間がかかりますので電話・ネット回線も早めに契約を済ませておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

保健所・消防署へ検査予約

 

これは他の業種にはない項目かもしれませんが理美容業には必須のの検査になります。 

 

保健所も消防署も管轄の地域がありますのでまずはそちらを調べる必要があります。

保健所に関しての段取りはまずは面談の予約をします。その時に”美容師の免許” ”病院でもらう診断書” の準備をしておきましょう。

あとは保健所に行くと細かなアドバイスや説明をもらえますので、例えば蓋付きのゴミ箱が必要だとか消毒関係のアイテムが必要だとかです。それを検査日までに用意します。

他にも複数人での開業でしたら管理美容師免許などパターンによって必要なものが変わってきますのでしっかりと説明を聞いておきましょう。

 

 

消防署もまずは電話を入れて詳細を確認する必要があるのですが、使用開始届を提出する必要があるのですが書類の完成のためには店舗のある階の平面図、平面図に感知機の場所と消化器の場所を記載、防火管理人の氏名などが必要になってきます。

それらを調べた上で書類を提出し、検査日の予約して店舗にきてもらいます。

保健所、消防署の検査もダメなところがあれば指導が入りますので改善したのち再検査を受けることになります。

内装工事の時に書き忘れていましたが、店舗内の間取りの変更や壁や仕切りの追加があった場合感知機の追加が必要になる場合もあるみたいなのでそこはしっかり内装屋さんに確認をしておきましょう。

 

 

『そこそこ大きな準備』のお話はこれくらいでしょうか

次回の記事では『開店までに必要な準備』についての記事を書いていこうと思います。

 

閲覧ありがとうございました、また次の記事もよろしくお願いします。


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