美容室に携わるあれこれを皆さんに発信していこうとおもいますのでよろしくお願いします。
今回はお金、融資についてふれていきたいと思います。お金関係って物件と同じくらい大事なことで迷っちゃいますよね
今回の出店で経験したことと融資を受けるまでについてお話ししていきたいと思います。

自己資金・融資
まず自己資金についての経験を記していきたいと思います。
自己資金って単純にお金と言えばお金なんですが、融資を受ける場合にはお金とは別の意味合いが出てきます。
そのお金のあり方で信用を測られることになります。そのお金がどういった流れでどういうふうにして手元にあるのかここを必ず見られるのです。
例えば銀行に300万円あったとします。この300万円が消費者金融で借りてきて融資の際に300万円ありますよって見せたとしてその人にお金を貯める能力を証明することができません。知人に借りたとかそういったことも自分で貯めたことにはなりませんよね。
それに対して銀行に毎月10万円ずつ貯めていきコツコツと講座の金額が増えていたらどうでしょうか
この人はしっかりしてるな、コツコツ貯めたんだなという印象になりますよね。こういった印象が融資が降りるかどうかの査定に関わってくるということです。
このように自己資金は融資を受けるための信用測るための役割も果たしています。

融資審査・面談
融資には審査があります。審査を受ける際に大事な部分を振り返っていきましょう。
まず書面上で大事な部分は
①自己資金の流れを明確する
②税金や公共料金の支払いの滞納していない事を証明する書類を用意する
③事業計画書をしっかりと作り込み運営が始まった時にどのようにお金が使われてどのように入って来るのかをしっかりと自分の中で理解しておく
大きくはこの3つかなと思います。
ではこの3つがしっかりしていれば必ず融資が降りるのかと申しますと、実はそうでもないんですよね。あまりネガティブなことは言いたくありませんが融資面談の担当との相性、これもすごく大きく左右して来る要素です。
「相性とかそんな曖昧な事由で融資の決定の有無が左右されるわけがないでしょ」と思いますよね?私もそう思っていました。
これに関してはYOU TUBEやブログなどでもあまりしっかり書いてるところを見たことがないのですが確実に存在する事実です。
と、申しますのも。同じ事業計画書で融資の決定がおりたからです。
それに開業融資例で自分達が用意した計画書よりも見通しが甘い物でも私たちより大きな額の融資が一発で通った例も知っています。
判断基準に相性とか直感が関わっていることが良い悪いという話ではなくて、そこも判断材料になるから気をつけれるところは見直していきましょうという話ですのでそこは勘違いしないで下さいね。

例えば融資の面談の時にはTPOにあった服装をするだとか、清潔感のある身だしなみをするとか、言葉づかいは大丈夫かとか、そういった直感で感じる部分もかなり重要だということです。
面接官に「これはなんでこの額なんですか?」と聞かれた時に「えーっと、うーんと」とか「私は担当じゃないからわかりません」とかそんなことじゃ印象が悪くなります。
数字の流れも大事だとは思いますが、面接官はすごい数の面接をしてるわけでその面接官が直感的に感じることって数字以上に的を得ている場合って結構あるんじゃないかなと思うんですよね。
それともう一つ大事なポイントがあります、融資の際に求められる事は場所(銀行)によって違う。ということ
私が経験した例で言うと、物件も書類も全部揃えてきたら融資の相談始めましょうと言う銀行もあれば、全部揃えたら口座開設の面談しますよみたいなところもあれば、はなからウチは美容室の融資は多分無理やでって担当も・・・
本当にこんな感じで様々、きっと銀行によっての違い+担当者によっての違いですごい振り幅があります。
なので大事なのはたくさん回ってまず普通に話しを聞いてくれる方を探す。そして無茶な要求をしない担当を探しましょう。
全部揃えてから口座開設の面談してあげるよって後出しで言われた時は固まりました。しかも口座開設まで早くて1〜2ヶ月はかかると、その後融資の面談だって言われて。その間ずっと空家賃払っておけと・・
今思えば断ってたんでしょうけど、すごく普通に話できてたので勘違いしちゃったんですよね。そこで初めて断られてたんだと気づきました(私もおめでたいですよね笑)
ですので私がした失敗を皆さんがしないように創業融資は断られて当たり前と思って、ちゃんと話聞いてくれる人に当たるまでガンガン銀行まわりましょう。これに関しては公庫も同じですので担当が話聞いてくれない人だったら気持ち切り替えて次に行きましょう。融資が通るまでやり続ければ成功なのです。
次回は『お金(融資)と物件の順番』についてふれていきたいと思います
閲覧ありがとうございました、また次の記事もよろしくお願いします。
コメントを残す