自宅で簡単!美容師直伝のホームヘアケアテクニック

美容師が教えるヘアケアテクニックは、日々の習慣に取り入れることで、髪の健康を保ち、美しい状態を維持するのに役立ちます。以下に、美容師直伝のヘアケアテクニックを詳しくご紹介します。

ヘアケアで大切なのは無理なく続けれること

題目の通りヘアケアで大切なのは続けられるということです、100点でなくても構いません自身の中で70点以上をコンスタントに取り続けられるようにシンプルで簡単にできるようにしていきましょう。

そのための考え方として大きなポイントが2つあります。

ひとつは絶対に外せないことは最初は大変だけど習慣化するまで頑張りましょう、これには努力が必要になります。いきなり無理なくから外れているように感じるかもしれませんがまずは3日、次に1週間、1ヶ月とコツコツ目標を持ってやっていきましょう。3ヶ月続いた頃にはやらないとなんかスッキリしない、気持ち悪いと感じるようになるはずです。

ふたつ目はすでに習慣化していることを別の物に差し替えたり順番を変更したりして質の向上をしましょう。毎日シャンプーするのが当たり前ならシャンプーを変更するだけみたいな感じです。この2点でホームケアの質は劇的にアップして美髪への道を進めること間違いなしです。

それでは詳しく解説していきます。

ホームケアで一番大切なこと

結論から申し上げると髪を乾かすことです。「良いシャンプーやトリートメントを使うことじゃないの?」と質問が聞こえてきそうですが間違いなく乾かすことのほうが大切です。

毛髪は爪と同じ死滅細胞でできていて一度ダメージを受けると自己修復しません。ですので一番大切なことはまずはダメージを受けないことなんです。

ここでは詳しくは説明しませんが髪は濡れているだけでダメージが進んでいきます、カラーとかパーマするよりはマシでしょう?と思われる方もいらっしゃるのは想像に難くありませんが薬剤を使った施術で受けるダメージはその時だけです(厳密にいうと違いますが)、毎日髪を洗う(濡らす)方は少しづつですが日々ダメージが進行していきます。

周期の早い方で美容室で施術されるのがひと月に1回だとしても残りの29日は家でのダメージ進行があります。塵も積もればなんとやらで毎日のダメージは本当にバカにできないんです。

毛髪に薬剤を使用するのが3ヶ月周期の方でリタッチ施術しかしない方も非常に髪が硬くなってしなやかさを失ってる方がいらっしゃいます。

それは確実にホームケアの問題でダメージが進んでいるに他なりません。

美容室でトリートメントしてもその時だけでしょうとおっしゃってる方のほとんどが乾かしていないとか、使われているシャンプーに問題があることが多いです。

問題がある程度ならまだしも、サロントリートメントの効果を無かったことにするくらいの洗浄力がある可能性だってあります。

例えるなら、筋トレをした後に暴飲暴食で全然痩せないから意味ないか運動はちょっと・・・。って言ってるような感じですね。あくまで根幹がしっかりしていないと台無しになって、どうしても一時凌ぎみたいになってしまいます。

カラーやパーマなどの薬品を使用した施術はもちろんダメージを受けます、ですがダメージと引き換えに他者からの印象の変化やご自身の気分転換をすることができます。

濡れたまま髪を放置して得られるものは少々の時間といったところでしょうか。髪を乾かすということについては「面倒で乾かさない」という方が多くいらっしゃいますがあまりにもデメリットのほうが大きすぎるのです。

使うシャンプー剤に関しても長い目で見たときに本当にコストがかかっているのはやすいシャンプー剤なのかサロンシャンプーなのか考えてみるのもいいかもしれません。

乾かすということが習慣化されてない方にとっては非常に大変な作業になります。習慣化するまで毎日コツコツした努力が必要になりますので歯磨きと同じくしないとなんか気持ち悪いと思えるまで3日、1週間と小さな目標を持って取り組んでみてはいかがでしょうか。

髪を乾かすという行為はドライヤーがあるだけで最大限のコストパフォーマンスを発揮できるヘアケアなんです。

すでに習慣化していることの差し替え

多くの方は毎日シャンプーされているのではないでしょうか?

このようにもう習慣化されていることは基本的にヘアケアとしての質の向上をはかることは使うものを変える、やり方を少し変えるくらいで大丈夫です。簡単なのですがコスト面という敷居がでてきます。

市販の数百円のシャンプー剤を使われている方にとってはサロン品のシャンプーは高く感じてしまうでしょう。

ここで考えてみて欲しいのですが喉が乾いたなと思ったらお水をコンビニや自販で気軽に購入しちゃいますよね。

意外と数百円なら気にせずつかっちゃいます。これをサロン専売品で考えると、余程な使い方をしなければひと月は持つでしょうし髪の短い方ならふた月もちます。日割りで考えると百円前後です。

逆に数百円のシャンプーは1日50円以下になってきます。有名な市販シャンプーでしたらCMやパッケージ代金も含めてそのお値段で利益が出るということです。逆にどんな成分なのかちょっと怖く感じないでしょうか。

サロン専売品はコンビニで買うペットボトルのお水よりはるかに低コストで済みます、洗浄力の強いシャンプー剤を使用してパサつきや硬さのある髪より、美しくしなやかな髪であることの印象の良さは目に見えてわかるはずですし、ご自身の気分も晴れやかな気持ちになります。

ダメージレスな状態を維持していれば長い目で見たときにダメージによる施術結果の質の低下や必要なコスト(トリートメントなどの頻度)も下がっていくのは間違いありません。またサロンで施したトリートメントなどの成分の保持にも大きく貢献してくれます。

インバスアイテム

1. シャンプーのポイント

  • シャンプーの選び方:
    自分の髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶことが基本です。乾燥が気になる方は保湿力の高いシャンプー、オイリーな頭皮にはさっぱりとしたシャンプーが適しています。また毛髪のダメージやもともと持っている髪質にあったシャンプーは必ずあります、あなたの髪に合わせたものを探すか美容師さんに相談しましょう。昔からある洗浄力の強いシャンプーは基本的に現代では過剰なことが多いです、一般家庭にお風呂がなかった時は毎日洗うことは難しかったですが洗浄成分はその頃と同じもしくは安価であるためにさらに強い物が使用されていたります。
  • シャンプーの方法:
    髪がロングの方は洗う前にしっかりとブラッシングして、絡まりをほぐし、シャンプー前に髪と頭皮をぬるま湯でよくすすぎます。シャンプーは手のひらで泡立ててから頭皮に乗せ、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。      

2. トリートメントとコンディショナーの使い方

  • トリートメントの時間:
    トリートメントは毛先を中心に塗布し、数分間置いてから流すと効果的です。髪に栄養をしっかり浸透させるために、蒸しタオルやシャワーキャップを使うと効果が高まります。頭から洗い始めて先にトリートメントをつけて体を洗ったり湯船に浸かっていればトリートメントの放置時間を無駄なく得ることができますのでお勧めです。
  • コンディショナーやリンスの使い方:
    コンディショナーやリンスは髪の表面を整え、滑らかにする役割があります。毛先を中心に塗布し軽くすすぐことで手触りを改善することができます、またトリートメントもコンディショナーも両方される方は先にトリートメントその後にコンディショナーの順番になります。                              よければこちらにシャンプーの詳しいやり方も説明してますので参考にしていただけると良いかと思います。https://kurano.style/research/how-to-properly-shampoo-at-home/

アウトバスアイテム

3. ドライヤーの使い方

  • 熱ダメージを防ぐ:アウトバストリートメント
    ドライヤーを使う前にヒートプロテクト機能や熱補修機能のある物を使用して熱から髪を守ったり補修したります。ドライヤーは髪から少し離して使用し、最初に根元を乾かしてから毛先に移ります。
  • 冷風で仕上げ:
    最後に冷風を使って髪を整え、キューティクルを引き締めることで、ツヤを出すことができます。また乾かし残しがある部分はひんやりした感触がありますので乾かし残し防止の対策にもなります。

4. ブラッシングのテクニック

  • 適切なブラシの選択:
    自然素材のブラシやクッション性のあるブラシを選ぶと、髪や頭皮に優しく、静電気を防ぎやすいです。
  • ブラッシングの方向:
    根本から毛先に向かって優しくブラッシングすることで、髪の絡まりを解消しツヤを出すことができます。また頭皮の血流促進にもなりますので優しく地肌からブラシを入れてあげるとより良いでしょう。

5. 身体の内側からのケア

  • 食生活の改善:
    バランスの取れた食事は、健康な髪を育てる基本です。ビタミンやミネラル、タンパク質を豊富に摂取しましょう。丈夫な髪に関するブログも書いていますので合わせて見ていただけると参考になるかと思います。https://kurano.style/research/they-say-gelatin-is-good-for-your-hair/

まとめ

3ヶ月に1度ご来店されるくらいの周期の方でもウェット状態の時間や使用されているシャンプー剤でダメージが進行してしまい毛髪がカチカチになってしまい、しなやかさや柔らかさを失っている方が多くいらっしゃいます。美容師のテクニックとアイテムを日常のヘアケアにちょっとした変化として取り入れることで、髪の健康と美しさを保つことができます。

服装や靴などの身だしなみ同様かそれ以上に髪から受ける第一印象のウエイトは非常に大きいです。自分の髪質やライフスタイルに合わせたケアを行い、理想の髪を手に入れましょう。アイテムに関しては非常に沢山の種類がありますのでどれが自分の今の髪の状態にあうのか、また髪の悩みがある場合はコストも含めて持続可能なケア方法やアイテムを美容師に相談して最適なアドバイスを受けるのが良いでしょう。

くらの美容室ではシャンプー・トリートメントのインバスアイテムからドライ前ドライ後のアウトバスアイテムまでアミノ酸系界面活性剤、ノンシリコン、抗酸化成分、毛髪補修成分が入ったオリジナルアイテムをご用意しています。

容器も紫外線による内容成分劣化防止対策もしていて万全の保存状態でお客様にお届けすることができ、必ずホームケアお役に立てるものが見つかると思います。

今回のブログ記事はいかがだったでしょうか、皆様の美髪に少しでもお役立ちいただければ幸いです。

では次の記事でお会いしましょう。


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